前回に続いて、フルーツ大国中国のネット販売で注文して食べた果物を紹介します。
1、前回上海に戻った時食べようと思って注文したのですが、ついたら 熟れるまで2-3日かかるということで日本に戻ってしまい食べれなかった 释迦果(シージアグオ)です。
台湾でも同じようなのがありますが、お釈迦さまの頭のような形にちなんでの名前だと思います。僕が買ったのはタイ産ので結構大きい種でしたが、食べるところは多くてドラゴンフルーツ(ピタヤ)とか、黄色のキウイのような食感で結構甘いです。この見た目に感動です。
2、ついでにネットで見つけた それの赤いもの、 メイグイシージアグオ(玫瑰释迦果)。
“メイグイ”は字の如くバラのことで、ローズ色の〜とか、赤い〜ということですね。写真で見てすぐに注文してもらいましたが、届いて驚いたのは大きさがグリーンのものの半分くらいしかないこと。会社の子に買った店に電話して、「わざと小さいの送ったんじゃないだろうな!!」と、まず質問をかましておいて、自分でネットで大きさとか調べたら、騙されてはいないようでした。しかし、これは熟れるまでに2〜3日かかるようで、待ってから食べましたが、ちょっと食べるところが少なく、とにかく甘い!海南島産ということは、海外の果物を中国生産するために開発されて、まだこれから品種改良が必要な状態、という感じかもしれません。しかし、見たらぶどうとも間違えそうなこの形は出会えただけでも記念になりました。あとで調べたら、グリーンの方もこの赤い中身のような1つ1つ実が分かれている品種もあるようです。台湾のもまた別の品種のようで、奥深いですね。
3、これは予想外のものですが、日本語で言う食用酸漿 (ショクヨウホオズキ)です。
中国語では一般的には姑娘果(グーニャングオ)と言われて名前についてはいろんな解説がありますが、みずみずしい肌をした女の子が薄い服を着て恥ずかしそうにしている姿に例えて、グーニャン(娘、女の子の意味)グオというとか、その形がちょうちんに似ているので、灯笼果(ダンロングオ、ダンロンは提灯の意味)とも呼ばれます。中国語の勉強にもなって面白いですね。日本で食べたことあったか?多分ないと思いますが、前回4〜5月に来た時食べたのは中国南方産のものでした。それがハマってしまい、とにかく食べだすと止まらない!安いので何回も買っていたのですが、その季節が終わってしまった!と思いきや、実際は僕が大昔に留学していた、中国東北地方が本場で、その季節が6月末くらいから始まっていました。ネットで見つけて買ってもらいましたが、それほど甘くないというか程よい甘味で、プチトマトよりも硬い食感がちょうどよくてとにかく癖になってしまいお酒とでも食べれそうです。値段も安いし、スーパーナイス!!昨日また1パック買いました。
4、そして、ラストは当然 ドリアン!です。前回ネットで間違ったもの送ってこられたのでネットはやめて結構大手のフルーツのチェーン店のサイトで注文して取りに行きました。冷凍ですが、マレーシアの品種番号D101 红肉榴莲(ホンローリウリエン/榴莲このliulianがドリアンのことです)‼️
字のとおり「赤い果肉」ということですが、本当の赤ではなく、赤っぽいということです。マレーシアのサバ州
では本当の赤いもあって、現地では食べれるようですがこれは赤ではありません。
マレーシアのものは先日間違って送ってきた猫山王ドリアン(ムサンキング)も、前食べた黑刺榴莲(ヘイツーリウリエン/Black Thorn)もちょっとオレンジというか赤っぽいのが多いのですが、今回のは今まで食べた中では最も赤い感じでした。このタイの金枕のドリアンとの棘の全く違うところ、丸っぽくて可愛らしいところ、まだ溶けていなくて開くのに時間がかかりましたが、とにかく綺麗!!
味は正直、猫山王とそれほど区別はつかないという感じでしたが、冷たくて匂いも強くなくて、非常に食べやすい!!甘さもちょうどよく食感も結構しっかりしていました。しかし、やはり色と形に心を奪われます!!他の品種のものも食べたくなりました。
今回は、「世界の果物紹介します!」という感じですが、世界一の果物生産国で消費国でもあって、輸入国でもある中国の別の楽しみ方かもしれません。変わった果物、美味しい果物を見つけたらまた紹介していきます。
2024年 7月15日
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