セーター工場で働く人

月曜日の今日も蘇州の工場で仕事です。
工場は朝8時からなので、それまでに着くように出発して歩いていつものように工場に行きました。月曜日は忙しいかと思いきや、今日まで盆休みの会社が多くてそれほど日本からの連絡がありませんでした。
しかし、出荷はあるのと、サンプルも送らないといけないので油断はできません。昨日からやることはわかっているので 今日1日やることを社長の彼と打ち合わせして、無難に午前は終了。

なんかグルメ紹介のような感じですが、昼は最近 メンやチャーハン、餃子やワンタンなど飽きたので衛生的とは言えませんが、最近よく来る食堂のようなところで食べました。

ここは小さい規模のところですが、今はこういうバイキング的な食堂があちこちにあって、我々の上海の事務所の下にも大きい規模のものがあります。これはおかずの種類も3倍〜5倍くらいは多いですね。
規模は違うにしろ、周辺で働いている人住んでいる人が食べに来ていて、一番いいのはすぐに食べてすぐに帰れること。まあまあ美味しいし、ちょっと昼休みをする時間も多く作ることができます。
夕方は仕事帰りの人、夫婦二人、子供を連れた人もいます。いくつかおかずを持ち帰って家で作ったものと一緒に食べる人もいっぱいいます。お酒をちょっと持ち込んで一人で飲みながら食べている人もいますが、そんなに長時間居座るわけでもないので 店の人も文句は言いません。実際僕も下の食堂で売っているお酒が好きなものがないので、持って行ったこともあります。蘇州の工場にいるときは 夜は仕事が終わってほとんど社長の彼の家で食べているので、昼この食堂でいくつかおかずを買っておいて、夜食べることもよくあります。 こうやって食事の時間を減らして、仕事、ネット、コンピューターゲーム〜〜などを家でやるというライフスタイルの人が多くなっていると思います。実際ほとんどの人が携帯見ながら食べていますよね。
下は今日食べたものです。
工場の近所の食堂
1と2はレストランでもありますが典型的な家庭料理ですね。3の鶏肉は料理のやり方が人それぞれです。辛い豆腐はサービスでご飯にかけてもらっています。ご飯とスープ(今日のは味が薄くて美味しくないですが)はいくらとっても無料です。僕としては野菜を多く食べれるのでいいことです。

去年の12月に日本から中国に戻って2週間ホテルで隔離生活をしていた時、昼と夜 ホテルから出されて食べたのもほとんどこういう感じの献立でした。これに果物とか、ちょっとしたデザートのようなものがついていました。隔離中の食事は「とてもまずかった」「食べれたものではない」ということを言う日本人、中国人の方がおられますが、よっぽど普段いいところでいいものを食べているのか?美味しいものを作ってくれる人がいるのでしょうね。僕は全く苦になりませんでした。
僕は30年前の中国の学生食堂や当然工場の食堂、、いろんなところで食べているので慣れているし、上海にいるときはパートナーのCMさんの家で昼は食べているからそう言えるのかもしれませんが。

これで16元、日本円で270円くらいでしょうか。安いのは安いけど、1990年くらいの瀋陽と比べたら、3倍(4倍くらい?)以上にはなっていますね。去年はほとんど日本で仕事をしていましたが、代々木の明治通りの近くの安いスーパーで一番安いおにぎりは50円くらいで売っていたのをよく食べていました。それだけなら270円で5個食べれるわけです。ご飯の多いおにぎりと単純比較はできませんが、この蘇州の田舎町と東京の物価を比べても蘇州の方が高いと感じることもよくあります。
まあコロナもあって外食はひかえていて、東京では業務スーパーとかイオンとかで食料品はほとんど買っていたのでそういう風に感じるのかもしれませんね。イオンのトップバリューのインスタントラーメンは5袋で150〜160円でしたが、今 中国元で9元5袋のインスタントラーメンを探すのは苦労します。韓国の辛ラーメンは5袋で今は27元(日本円460円)くらいです。日本より高いと思います。僕が上海に来て1997年くらいに辛ラーメンは売っていたと思うのですが、その時は1袋2.3元くらいでした。
こういうところだけ見て節約をして生活すると、日本の方が生活しやすいと感じるかもしれませんが、実際はどうでしょうか?

と、15分もかからず全部食べ終わって工場に戻り 後半戦です。
日本からの連絡が少ないので 仕事のチェックをしながらどうやれば仕事がスムーズにいくかを社長の彼と相談。うちの女の子とどういう連携を取るか?
サンプル作成の製図や目数の計算、編み地作成、自動機の編み地設定は専門職です。この人たちが全体の管理をすると言うのは今までのことを考えても無理がある。管理系の人を雇わないといけない。今は社長の彼がほぼ全てをやっているから。

>>ここからが問題で、こういう場所、こういう環境で働ける人であって、そしてこういう専門職の以前から働いている人たち、工場で働く人たち、そしてさらに物わかりのよくない癖のある下請けの人たちとうまくやっていける人でないといけません。
今年の旧正月が明けてから サンプルのスピードと精度を強化する、管理はどうする??などすぐに相談しはじめて、サンプルの方は確かに成果が出ています。
しかし、それも悪戦苦闘があってのことで、つい最近せっかく今年雇って働いていたサンプルの製図のおばさんが一人やめました。非常に我が強い?というか性格がきついと言うか、何が起こっても自分の責任ではないみたいな態度もよくなかったですが、アイロンの係のおばさんと激しい口喧嘩をよくしていて、浮いていると言う感じになって、やめたのかもしれません。
セーターのサイズの設計が悪いとできてくるものに乱寸がでて 最後の仕上げのアイロンの人に負担がいくわけです。「この様にアイロンをあてれば問題なかっただろう!」「作った下請けのドモクが悪いからだ!私は知らない!!」と言うような言い争いです。アイロンの人は1枚いくらという工賃で契約している人もいるのでアイロンの時間がかかるサイズに問題あるセーターや、大きなセーターはできるだけやりたくないというのも理解できますね。
それと、癖のある下請けの人とのやりとりも苦労します。これは我々もオーダーを管理する生産管理の子を雇って、あまりうまくいかなかった例がかなりありますが、この仕事はやはり女性の方が“できる”人が多い。下請けの人にも女性の責任者が多くて、女性と女性というのがまあまあうまくいかないのが一つの問題。下請けの責任者の女性というのは工場の社長、僕らの場合だと、僕やパートナーのCMさんと直接付き合いをしている、下っ端の子とかと真面目に連絡を取り合わない、、、と言うようなケースが多くあります。
今回の工場のやめてしまったおばさんも 非常に働き者の縫製の下請けの女性、しょっちゅう工場に荷物など取りに来ているので今日も会いましたが、僕や仲のいい工場の人には愛想はいいですが、とにかく文句が多い!それをわかって社長の彼とかはずっと付き合っているわけですが、新たなサンプルのおばさんのようなきつい態度だと、返事もしないし、その人の言うことはやらない、無視して直接僕らに文句を言ってくるとか、、こういうことでも嫌になったのでしょう。
雇う人はこのようなことを処理できること、社長もフォローしてあげてそれを聞き入れることができる人、と言うのが前提になるので優秀(そうな)人を雇った、、で済む話ではありません。給料を多少多く出してあげれたとしてもすぐにやめてしまうということもいつものことですね。

とりあえず彼に人を探させながら、僕はうちの女の子との連絡のやり方、社長の彼の仕事の煩雑な部分を少し肩代わり、もしくは整理することを上海に指示して半歩前進?くらいでしょうか。これも毎日のチェック項目です。

いろんな問題が多くてイライラしている時に、布帛のものを頼んでいる友達の会社から連絡があり、頼んでいたサンプル用の反染めの生地の1種類が染めムラで失敗しました。すみません。。。。と言う連絡がありました。日本語ぺらぺらで若いときは日本で生活もしたこともあり、ユニクロ上海での仕事も経験し、その後工場も経営していた人、商売もわかっている50歳くらいの人。。。
>>>日本のアパレル会社にもこういう人は多いですが、何回言ってもわからないのか?僕がその後何を聞くか想像してくれよ!! こんなの現代の中国の普通の会社でも許されないだろ!!一気に機嫌が悪くなって頭にきますが、やり直したらいつですか?と優しく聞いたら、確認中です。。。。こんな20年前の国営企業のやりとりではあるまいし、厳しい会社ならできない人間のレッテル貼られて一生チャンスをもらえないかもしれないだろうし、取引先(今回の僕がそうなのですが)にこんな報告したとしたら一発アウトでもうやらなくていい、と言われるかもしれません。
中国人でも日本人でも、業種によってレベルは違うでしょうが、 やっぱり“人”ですよね。

2021年8月16日

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