蘇州の田舎の住宅事情

今日も蘇州の工場で仕事ですが、昨日土曜日の夜は社長であるJK君の家で食事をしました。彼のことは以前の記事で少し触れていますが、簡単に紹介すると、
>安徽省阜陽(フーヤン)市出身42歳 18と11歳の息子(これからも金がかかって大変ですね)
>1998年18〜19歳の時に故郷の安徽省から蘇州に出稼ぎに出て、今はほぼないですが、セーター生産の‘手横’とよばれる手動での編み立て(日本のブラザーとかの左右へ動かしてセーターを編む機械に似たようなもの)の工員として就職。

>2002年ごろからすでに手編み機から自動機が使われていますが、それで作る、カットソーの袖口や襟部分、裾口、ポケット口などに使うリブ部分を編む下請けとして独立しています。自動機も11台くらい中古を買って始めたと言っています。
>2009年くらいにはセーターの編み地を作ることをメインにして2010年から最後の仕上げまでを行う下請けになりました。
>我々は2015年に商社を介してオーダーしたあと、1年半くらいしてその商社がセーターをやらなくなったので直接商売をするようになり、彼を見込んで今も一緒にやっています。

今は安徽省の人がいないとセーターを含むアパレルの生産は成り立たないと言っても過言ではないと思いますが、彼らは良く働くわりに食は結構質素です。おかげでまあまあのデブの僕も痩せてきているのはいいのですが、野菜主体の食事です。いつも簡単なものを食べて、彼はそんなに酒も飲まないので 早く寝る。金曜日は出荷で朝1時くらいまで出荷にかかっているので早めに食べて寝ましたが、話題に上ったのは彼の買ったこの家と蘇州の住宅事情。

まずこの彼が買っている家、これはちょっと納得いかないのですが、彼が購入したのは2019年末くらい、2020年の1月の旧正月くらいに内装業者と契約をしていました。そのあと旧正月が過ぎて数日後の1月30日に僕は日本に戻りました。そのあとコロナもあって僕が戻ってきたのが12月13日、隔離があって工場で仕事を始めたのが、2021年今年の1月1日からなのですが、コロナがあったにせよ、まだ内装が終わっていない??確かにコロナはあったし旧正月も跨いでるけどこれは遅すぎるでしょう! 実際に全てが終わって住めるようになったのはこの6月末くらいから。もともとは2020年8月の予定のはずだったから、約1年遅れです。かなり遅いとしても、2階分で総面積約180平方メートル+庭、僕のパートナーのCMさんの息子の部屋も1年近く内装にかかっているのですがこれは遅いですよね。全部が全部遅いというわけではないと思いますが、なぜか?と言うことはまた調べたいと思います。

それはそれとして、購入が2020年9月くらいで1平方メートル/約1.3万元×178平方メートル=約230万元 しかしこれは「毛胚房」(マオペイファン)と言って内装は何もできていない状態です。内装費が約70万元程度で計300万元(日本円約5000万ちょっと)くらいかかっています。今この住居が1.6万/1㎡だから50万元くらいはすでに買った時より上がっているということです。

ここは蘇州とは思えない田舎町とはいえ、3年内には地下鉄4号線が伸びて来ることが決まっていて、大学の分校などの建設も決まっています。車なら10〜15分くらいで蘇州に面する“太湖”(今は環境問題で養殖が少なくなりましたが、上海蟹で有名なタイフー)まで行けて多くの観光場所があります。たまに朝の運動に行く時があるのでまた紹介しますが、非常にいい景色です。
興味本位でネットの蘇州のこの地区のマンションの値段をネットで見ていて、電話番号を登録したら日曜日の昼、不動産紹介のサービスサイトから電話がかかってきました。無料で今の蘇州の不動産情報を教えてくれて、工場のある 蘇州市呉中区臨湖(リンフー)鎮は大体平均1.6万元/1㎡と言われました。ネットで近くのものを見てもそういう感じでした。

これが上海の例なら3〜4年後には3倍の値段になってもおかしくないのですが、蘇州の郊外の田舎町となるとどうか?とそのサービスの人についでに聞いたら、上海ほどではないが上がる、、との答え。突っ込んで 最近ネットの情報でも 3人まで子供は産んでいいが、育てるのに金がかかりすぎて産むことができない。その1番の問題はマンションが高すぎて買えない、、と思うが価格の高騰を抑える政策は出るのか??と聞くと、蘇州の中心地を例にとって中心地の高騰具合はこの3年くらい急激にあがった、というわけではない。田舎となればさらに急騰するという確率は低い、、と当たり障りのない答えですが、思い起こすと 2〜3年前に蘇州の友人が、蘇州も上海と同じくらいになると言っていた勢いが緩慢になっているのは確かですね。ということは 当然すでに手は打っているということでしょう。

しかし、我々上海嘉定区の事務所や住居があるところ、2011年末に長く働いてくれているスタッフの子も88平方メートル2LDKを、パートナーのCMさんは120平方メートルを購入しました。その時は13000元くらい/1㎡。10年経った今は5万元弱/1㎡くらい、120m2の方は1億円程度になっているということです。2つ以上持っていればそれを売って相当な利益を得ることができます。20年前に上海のいい場所に買ったマンションなどは20倍とか30倍というのもいっぱいあるので 富裕層というのは何を富裕層というのか?という感じですね。僕も買っていなくて大後悔しています。

今の中国には特に男の子には親が住居を買って与えるという習慣があるので、大金持ちか、すでに部屋をいっぱい持っている人以外はかなりの負担になります。彼JK君に話を戻すと、2人の男の子の住居のことを考えないといけないので、この家を買った場所なら安いものなら1.6万元×88平方メートル=140万元+内装代=200万元弱くらいで買えます。故郷の親の家とかを担保にすれば今は比較的お金が借りやすいので 半分くらい払ってあとはローンとか、今の購入したところを担保にしてとか、いろんなことを考えているようです。
日本はこういう習慣はないし、僕でも親に買ってもらうとか考えたこともないですが、みんながみんなではないにしろ、こういう社会になっていますね。
それがいい悪いは別として、僕がアパレルはもうだめ、それでも彼のようにまだ金がかかるとなったら 一生懸命仕事をするしかないですが、プレッシャーに押しつぶされてしまうかもしれない。でも彼もポジティブで明るいですよね。勇ましいというか。前しか向いていない。
彼の力にもなれるように僕らも前に進むしかない!!

2021年7月19日

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