広州コロナと 入国時の隔離

入国時の隔離

広東省の広州市でコロナの感染者が5月20日くらいから増加し、広州市だけで70人くらい、広東省全体で130人(飛行場の検査が陽性反応でそのまま隔離されている人も含んでいます)くらいです。毎日ネットのニュース、動画ニュース、人から聞く話でもわかりますが、都市を閉鎖していき、危険な場所を徹底して管理し、PCR検査を行い、陽性者を隔離して潰していきます。
これによって早期にゼロにしていくことができて再発防止の管理もやりやすくなります。他の場所でも経験してることなので大事にはならないような感じがしますし、生易しい方法で解決まで時間を要すればもっと状態が悪くなるので、生活に不便がでても仕方ないと僕も思います。

僕が上海にすでに戻っていた、旧正月前の2021年今年1月21日ごろ上海でも黄浦区(外灘を含む最も賑やかなところの1つですね)の2つの病院で合わせて3〜4人のコロナの感染者が発見され写真は見にくいですが、その一帯を封鎖して2万人以上をホテルに隔離し 全てPCR検査をしました。そのとき宝山区に2〜3人、黄浦区濃厚接触者で我々嘉定区でも1人発見され、僕が泊まっていた隔離用のホテルのすぐ近くの居住地が一時封鎖されていました。
早めに手を打ったので、この時の上海の累積感染者人数は15人にもならなかったはずです。

入国した時の僕自身の経験した上海での隔離生活を書いていきます。 
去年2020年12月に日本から上海に戻ってきました。その時は 飛行機に乗る2日前までのPCR検査と抗体検査の陰性証明書がないと出国できませんでした。無事入国できて、上海浦東エアポートでPCR検査をして、上海在住者とその他で別れて、上海在住者は区別に別れて 嘉定区在住の人と一緒にバスで嘉定区の隔離用のホテルへ移動しました。飛行場の嘉定区の住民用の受付のところで‘1週間ホテル、1週間は自宅’と申請していました。あらかじめ会社の人から借りている部屋の大家さんにも了解をとっていて 住居の条件も問題なかったので玄関に監視カメラをつけたりして結局は外出できないのですが、ホテルよりは自由が効くと思い僕の場合は1週間の自宅隔離を許されていました。

ちなみに、住居を借りている場合、大家さんが同意しなかったら2週間ホテルで隔離しか方法がなくなります。また、住んでいる住居が、今はこんな場所は少ないですが、共同の場所(トイレとか台所とか)があるとか、ネット環境が悪く監視カメラを玄関につけても意味がない、他にも細かいルールもあるのですが、こういう場合も2週間のうちの1週間の自宅隔離は許されません。

日本にいたとき ニュースで入国した人がPCR検査の結果を待つのが嫌で飛行場から逃げたというのを聞いたことありますが、僕が飛行場に着いた時は 飛行場からの地下鉄(2号線)、リニアモーターカーも運行していないし、タクシーや迎えの車も一切飛行場には入れなかったので 逃げようと思っても逃げられないですよね。逃げる気は当然ないのですが、防護服を来た職員の人たち4〜5人で我々嘉定区に行く6人くらいの入国者を取り囲むようにバスまで連れて行ってくれました。

ホテルに着くと、写真にもありますが、10人以上の防護服を着た人が待ち受けていて本人確認、消毒もして裏口から部屋へ行きました。人がいっぱいいるのは裏口の階段を登っていくので我々の大きい荷物を運ぶ人たちが必要だったからですね。その人たちもみんな防護服を着ていました。それから2週間は防護服姿の人しかみることはありませんでした。

2300元(14日分です)の宿泊代と300元の食事代くらいだったでしょうか。それを払って、隔離生活が始まりましたが、実際は僕の住んでいる場所と会社は そのホテルから車なら10分もかからないくらい、生活用品とか密封された食べ物を届けるのは構わないのですが、お酒とか食べるものはホテルで買えると思っていたらそれができなく、ホテルが提供してくれるのは1日三回の食事だけ、お酒を外から届けてもらおうかと思ったらそれもダメ、カップラーメンはいいのですが、辛いのはダメとか、、まあまあ制限がありました。でも考えたら、隔離中は健康管理もしているわけなので健康を害するものを届けるのは良くないですよね。

毎日朝、昼、夕方、の体温検査。夜には必ず、異常はないかと電話がかかってきます。ゆっくり仕事ができるのでいいのはいいですが、部屋からでれないので運動不足になりました。
そして、2日目に電話がかかってきて 同じ飛行機のまあまあ近い座席に座っていた中国の人が飛行場でのPCR検査で陽性だったので、ぼくもすぐに2回目のPCR検査をしました。このとき僕の飛行場でのPCR検査は陰性だったと伝えられましたが、近くに陽性者がいたということで別のホテルに移らないといけないかもしれないとも通知されました。それと、残念なことに自宅での隔離はできないことになってしまいました。おそらくその検査も陰性だったからだと思うのですが、ホテルは移る必要はありませんでした。お酒が飲めないのが2週間になったのがちょっと悲しかったですね。

13日目に最後のPCR検査をしたと思うのですが、僕の場合は陽性の人が近くにいたということでその前にもう一度検査をしていました。東京でやった1回は違ったのですが、上海についてからのは全て綿棒を鼻の中に突っ込まれるので、そのたびに痛くて涙が出て 防護服を着た若い看護婦さんに “わかるから、動くな!” と何回も言われてました。いずれにして無事に2週間でホテルを出ることができました。会社の車が迎えに来てくれて 普通の生活に戻ることができました。

自分が隔離を経験して思ったことは 
1,
飛行場、ホテル、などでこのコロナに関わる仕事に従事している人の数は半端ではないということ。ホテルに常時 僕のような隔離のため宿泊している人が何人いるのかわかりませんが、嘉定区の別の場所にも隔離用ホテルがあるのは聞きました。従事する人の確保、は一番重要なことかもしれません。

2,上海でも入国制限はしているもののすべての入国者が入る隔離用のホテルが用意できているということ。上に書いた上海で感染者が発見された時、2万人を隔離する準備も整っているということ。

3,当然この管理体制があるので 不安なく隔離後の生活ができる。隔離される人は厳しい隔離方法に対して不満はあるでしょうが、 場所によって時間の長短はあるにせよほぼ全て1回で終わっていると思います。

4,例えば 中国の日本領事館とかあるわけですから、中国がどうやっているかとかそういう人たちは分かっているわけで、同じことを日本もやればいいのではないか?全く同じでなくて何か参考にできるんじゃないか?

5,単純に中国にいる僕のような隔離を経験している人は絶対に思っていると思いますが、少なくとも 中国が一番注意しているのは携帯でもすぐに見れますが “境外”つまり国外からの感染者、ということは普通にわかることです。僕が中国へ入国してからほぼ半年ですが、日本は何か変わっているのでしょうか? ここを厳しくしないと解決できません。

と、まあ僕が思うようなことは特に中国に住んでいる人は 普通に思っていると思います。
中途半端な緊急事態宣言ではなく 強制力を持って1回ゼロ、もしくはゼロに近くにする、僕が日本にいた去年、初めの緊急事態宣言でかなり減った、いやほとんどなくなった、思いました。ここで中国のようにさらに厳しく管理していれば1回で終わっていたのでは? 
結果論ではなんでも言えますが、そこで誰か頭のいい人がいてこの状態をキープするのに各国はどうしているかとか、どうすべきか?という進言をする人がいてそれを汲み上げる人がいれば 簡単だったのではないか?
その時点でオリンピックをやるためにこうやるんだ、こういう管理をするんだ、といった強いリーダーシップもないですよね。こういう人が出てきてほしい。優秀な人はいっぱいいるはずなのに。

もう亡くなられてしまいましたが、映画『突入せよ! あさま山荘事件』の原作者であり主役のモデルでもある佐々淳行氏(旧内閣安全保障室初代室長)の危機管理の著書が僕は大好きで『連合赤軍「あさま山荘」事件』の本も含めてほとんどの彼の著作を40歳前後の時に読んで、一度は上海から虎ノ門でされていた佐々氏の講演をみに行った事もありました。ただ、ほぼ全て本に書いてある内容だったので期待したほど面白くなかったのですが。その映画にも著作にも出てくるシーンがあって、後藤田正晴氏が警察長長官で佐々氏に特命を下して、あさま山荘事件の指揮官にしますが、その時、爆発物処理の技術のやり取りが出てきます。映画は佐々氏を演じる役所広司さんが、出張から戻って領収書とかを整理している場面からスタートしていたと思うのですが、あさま山荘事件の前にも後藤田長官が特命で 佐々先生を爆発物処理の視察に欧米へ行かせていたということです。これも佐々氏の著作である『我が上司 後藤田正晴』にもこのことが書かれていたと思うのですが、後藤田正晴氏と佐々氏の決断と行動、今でもこういう関係で 国を思い、奮闘されている人が必ずいると思います。現在に二人が生きておられたら、後藤田氏はコロナが発見された時に「すぐに日本にもコロナはやってくるから佐々君ちょっと中国に行って来なさい」とでも言って視察に行かせてその対策をすぐに採用して実行していたかもしれませんね。

中国は ワクチンを打っている入国者も今も隔離しています。ワクチン接種が増えれば問題ないと思っているのかもしれませんが、日本で感染者が減らなかったり、オリンピックをしたとしてクラスターとかがあちこちで発生したりするような事も想定して、オリンピックをやるなら後1ヶ月半、時間を区切って誰が何をできるのか計画を立ててひたすら実行。もしオリンピックができなくても日本が滅びるわけではないのだから、世界に対して得意の謝罪でもして、危機管理策を徹底して復活すればいい。世界もそれを望んでいるはずです。

とにかく 成功例はどこにでもあるわけで、優秀な人たちにすぐに分析させて、すぐに実行することは可能だと思います。世界にそれをわかせてくれ!できるでしょ!日本!

2021年6月6日

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