上海に戻ってから最初の日曜日、先日行った印象城に陳さんの孫のLEGOの塾(日本にもあるレゴスクール)のテストに連れて行くためまたやってきました。その待ち時間に、二人で先日も触れました有名スウィーツフランチャイズ『满记甜品 HONEY MOON』(https://www.i-manji.com)で3つのドリアンをオーダーして食べました。50過ぎのおっさんが記事にするようなことではないですが、ビジネスのヒントとして、ドリアンの普及のため、自分たちの商売にもつながる事を期待して書きます. もう一度確認のため、”榴莲 (リウ リエン)” これがドリアンのことです。
①雪山榴莲冻椰皇(シュエシャン リウリエン ドン イエ フアン)
見栄えもいいし一番高く円安の今では日本円で1000円以上になりますが、バニラアイスの下にドリアンの果肉、下はココナッツミルクのかき氷という感じです。陳さんが頼んだ分を二口もらいましたが、まずは美味しい!ドリアンの匂いはバニラとココナッツの香りに程よく溶け込んで、非常に食べやすいです。
②(可以吸的)杨枝甘露(ドリンクの ヤンジーガンルー)
品名の手前のカッコの4文字 ”可以吸的” は直訳すると”(ストローで)吸う” ということで、日本でも売っているドリンク型のヤンジーガンルー(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000049924.html)です。これは中国のフルーツ系のドリンク店では定番で陳さんの孫のために持ち帰ります。ドリンクタイプがあるということは、食べるタイプのものもあるということです。上右の写真のようにスウィーツ店ではまずメニューの中にありますし、中華料理のレストランのデザートにも使っているところもあります。これにはドリアンは使っていません。
③榴莲忘返白雪冰(リウ リエン ワン ファン バイ シュエ ビン)
この品名の前の4文字”榴莲忘返”というのはいろんな店で使われている名前で、ドリアンの読み方のリウ リエンと音は少し違うのですが、同じ読みで”留恋忘返 リウ リエン ワン ファン” 名残惜しいとか、未練があって帰るのも忘れてしまう〜というような成語があり、それをもじって ドリアンを忘れられない、、というような感じで名づけられているようです。”白雪冰”は下のココナッツミルクと氷の部分で、氷も①のとはちょっと砕き方で白雪のようです。黒もち米の硬めの食感とドリアンの柔らかい食感の違いも楽しめますね。
④榴莲焗布丁(リウ リエン ジー プーディン)
“焗布丁” これも直訳すると、焗 この字はほぼグラタンとかオーブンでグラタンを作るという時にしかみない字です。布丁 はプリンのことなので、ホットスウィーツ、ホットプリンということです。シーミールーとドリアン、卵などで作ったものでこれが一番美味しかったです。もともと好きなシーミールーの食感がオーブンでドリアンと一緒に焼かれて『柔らか硬い』というか表現が難しいですが、そんなに甘くもなくいい感じですね。
ちょっと中国語の説明が多くなりましたが、3つドリアンのスウィーツを食べれて非常に気持ちよかったというか、さすがは 满记甜品!というか、メニューの写真のスウィーツのデザインも綺麗ですね。
合計153元でネットの割引が入って129元、ちょっと高いとは思いましたが、満足ですね。
フレッシュドリアンからいきなりというのではなく、こういうスウィーツ類は日本でも十分受けると思います。我々の希望としては、このような店が日本にもどんどんできて、ドリアンに馴染むことが多くなれば興味を持ってくれる人も、業者も増えるのではないかと思っています。ちなみに⓶のヤンジーガンルーの説明でつけているサイトの高田馬場で見たことある ”COCO都可”(https://cocofreshtokyo.amebaownd.com)は上海でもそこらじゅうにある中国のフランチャイズです。こういうところでドリアン絡みのメニューが出てくれば宣伝にもなるのですが。僕が去年中国スーパー以外で唯一フレッシュドリアンを売っておられたのを見た、イオンみたいな力のある会社のフードコートとかにこういうスウィーツ店が一緒にあるようになればいいですね。そこに我々のタイのモントーンドリアンが登場!となれば最高なのですが。