上海に戻ってきて蘇州の工場に車を運転して4往復、友達との食事とかバタバタしてまたブログの更新が遅れてしまうので、簡単なものを一つ!
前回のブログで中国のドリアンブームというニュースを解説した時宣言していましたが、初めの日曜日に上海の会社のパートナーである上海人のTさんと予約して「ドリアン鍋」を食べに行きました。
ただ、初めてのドリアン鍋なのでいきなりドギツイのはやめて、ソフトなものを選んだのが順徳料理の『满园(マンユアン)』です。



上海市徐汇区复兴路天平路といえば上海の中心地区です。我々の嘉定区から地下鉄11号線で上海交通大学まで、そして10号線に乗り換えて陕西南路(シャンシーナンルー)駅、そこから歩いて5分くらいで1時間ちょっとくらいかかりました。久しぶりに上海の街中へ出てきたという感じでしたが、景気は落ち目とはいえ、さすが大都市上海!ですね。久しぶりに来た陕西南路は地下鉄1号、10号、12号が乗り入れる大都会上海の中に古き上海の街並みを見ることができるおしゃれなところです。
店の看板に書いてある順徳料理(https://ja.wikipedia.org/wiki/順徳料理#点心類)とは広東料理であって広東省の人でも”順徳料理が最も美味しい!”というくらいで、その有名シェフのお弟子さんたちも多く店を開いているそうで、日本人にも馴染みやすい料理です。



ちなみにもう一つの看板に「打边炉(ダービエンルー)」と書いてあるのは「火鍋を食べる」という別の言い方で、火鍋と(順徳)料理が別の部屋に分けていました。


セットメニューで決まっているので青島ビール1本頼んだだけですぐに鍋が出てきて、ドリアンと鶏肉が入っています。



先にドリアンの入った鍋の中のスープを飲みましたが、さすが広東料理!という感じの鶏の味が非常に効いたスープで、あまり「ドリアンが入っていますよ!」とは思えない滑らかなスープです。
先にドリアンを食べるように店員の女の子に言われたのでちょっと恐る恐る食べましたが、結構美味しい!というかやはりスープが美味しい! そこにドリアンが入っていても、例えば僕があまり食べないパイナップルが入っていたとしてもすんなり食べれるような。。。タイのかベトナムのかは判断つきませんが、果肉の量からしてメニューに書いてる『金枕』ドリアンというのは間違いないですね。


631元が二人分のセット割引で383元でしたが、ドリアン以外にもともと鍋の中に入っている鶏も結構量が多く、エビもプリプリで美味しくて、スープが美味しいのであまり好きでないアサリとかもとても美味しく食べれました。大連産の鮑と書いてありますが、値段にしては十分な味ですね。
しかし、女性と二人で食べるのには多すぎて、鍋の中に残ったものも含めて結構持って帰りました。勿体無いし中国ではこういうことは当たり前のことです。火鍋屋でスープを持ち帰る人も見たことがありますが、僕もこのスープはちょっと持って帰りたいと思いました。
初めてのドリアン鍋、広東料理の味のおかげで、違和感なく食べれました。さて次は👇下のようなココナッツスープの匂いがぷんぷんしているような、”ハード”なドリアン鍋に挑戦します!!



2024年6月28日